自治体のごみ収集においても、IoTセンサーの活用が始まっています。こちらの記事では、自治体にてIoTセンサーを導入するメリットと活用事例についてまとめています。
神奈川県川崎市の事例です。同市では、街中にある産業処理ゴミ回収ボックスにセンサーを取り付け、ボックス内のゴミの堆積量を見える化しました。
それぞれの回収ボックスに設置されたセンサーで測定したゴミの量で、回収の要否を判断し、ごみ収集業者に対してより適切な回収ルートが連絡される仕組みを構築しています。この取り組みで、ごみ収集の課題となっていた「移動効率の悪さ」「収集時間の長さ」の緩和につながっています。
また業務の効率化にも貢献していて、今後はドライバー不足の問題も解決することが期待されています。
※参照元:TERAS公式HP(http://t-teras.jp/columns/535/)
東京都千代田区において、使用済み小型家電の回収ボックスに重量センサーを設置した事例です。回収ボックスにセンサーを取り付け、それぞれのボックスの堆積量をクラウド上の管理画面で確認できるようになっています。
また、重量がしきい値に達した場合に通知するよう設定でき、より適したタイミングにて回収作業を行えるようになりました。
※参照元:TERAS公式HP(http://t-teras.jp/columns/535/)
自治体において、IoTやクラウドソリューションを利用して、IoTセンサーを設置したスマートごみ箱でごみの堆積量を集中管理できるようになります。ある程度のごみが溜まっているごみ箱のみを回収対象とし、回収日には回収対象となっているごみ箱だけを回収するようにルートを組んで、収集ルートを最適化できるようになります。
上記のように、回収対象とするごみ箱を選択することで、ごみの収集作業が効率化されます。立ち寄るごみ箱は少なく済み、収集作業は短時間で済むようになります。ごみ収集にかかる人員とコストの削減につなげることができます。
ごみの溜まり具合を遠隔地からも把握できるようになることで、「ごみ箱が溢れてしまっている」という状況になる前に回収作業を行えます。もしごみ箱が溢れていると衛生的・安全面などで問題が発生する可能性もあり、望ましい状況とはいえません。ある程度のごみが溜まったタイミングで回収が行えるようにすることで、ごみ箱からごみの溢れを防ぎ、美しい街づくりを行えますので、市民サービスの向上につながることが期待できます。
IoTセンサーには距離や開閉、温度、CO2など、各センサー毎に計測できる情報が異なります。施設管理を効率化したいのであれば用途に合った機能が搭載されているIoTセンサーを選ぶことが重要です。
このメディアでは、施設管理者向けにさまざまな機能が搭載されたIoTセンサーのメーカーを紹介しています。TOPページではIoTセンサーを導入する目的に合わせてオススメのIoTセンサーメーカーを厳選紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
IoTセンサーを本格導入する前に、小規模な実証実験を行うことが大切です。実験により導入するシステムの効果を検証できる点に加えて、課題を洗い出しでき、より良いシステムの導入につなげられます。
技術の導入に加えて、これまでの決められたルートを決められた順番で巡回していく回収方法とは異なるので、効果的な運用方法をつくることも重要です。
ここでは、自治体のごみ回収に関する課題について、IoTセンサーを用いて解決する事例などをご紹介してきました。
自治体のごみ回収において、IoTセンサーを活用することでごみの蓄積状況をリアルタイムで監視することで、より適したタイミングでの収集をおこなえ、ゴミ収集を効率化できます。また、火災検知センサーなどを活用すれば、ごみ箱内の火災リスクを低減し、公共の安全性を高めることにもつなげられるなど、さまざまな課題の解決の可能性があります。

距離センサーでゴミ箱の堆積量を遠隔で監視し、適切な回収タイミングを把握。トイレでは設置したセンサーにより使用回数や滞在時間などを検知。作業員の端末に清掃や消耗品交換のタイミングを通知します

屋外用侵入検知センサーにおいて世界シェア40%※2の評価されている広範囲で長距離のエリアを検知可能なIoTセンサーで不正侵入を防ぎ、夜間や無人時の防犯リスクを低減。

ビル内の温度、湿度、CO2濃度、人の流れをリアルタイムでモニタリング。また空調や照明の自動制御もサポートすることで、エネルギー消費量とランニングコストの削減が可能。